旦那様は征服者~琉聖編~
「いえ、私の仕事なので……」
「そうでしたね。まさか、家政婦さんを雇うとは思わなくて……」
「小梢さんの負担軽減の為だとおっしゃってましたよ」
ソファに座った小梢。
「どうぞ」
「あ、すみません!ありがとうございます!」
「気をつかわれなくて、大丈夫ですよ」
「こうゆう生活慣れなくて……って、まだ一日も経ってませんが……」
「ゆっくり、慣れていただけたら……
じゃあ…何かありましたら、呼んで下さい」
「はい。
ふぅー」
また、ため息をついた小梢だった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
その頃の琉聖━━━━━━
「琉聖様、煙草です」
秘書の秋山が、運転席から渡す。
「ん。ありがと」
咥えて火をつけた琉聖。
スマホを操作しだした。
「さぁ…俺の可愛い小梢は、今何してるかな~」
琉聖の自宅内、全てに隠しカメラが設置しているのだ。
「今は……雑誌を見てる。可愛い~
ん?電話?」
すぐ育実に電話をする。
「ねぇ!今小梢が電話してる相手、誰?」
『すぐ、確認して連絡します』
数分後、育実からメールが入った。
【円佳さんからの外出のお誘い連絡でした。
ちゃんと、断ってましたよ】
【わかった】
「円佳…あー会社の同僚か……
……………邪魔だな…」
「何を企んでるんですか?」
秋山がバックミラー越しに言った。
「ん?んー、どうやって消そうかなって!」
「琉聖様、あまりそのようなこと……」
「なんで?
俺と小梢の仲を邪魔してんでしょ?
消えてもらわないと…!」
琉聖の征服は、着実に増していく。
少しずつ、少しずつ首を絞めるように━━━━━━
「そうでしたね。まさか、家政婦さんを雇うとは思わなくて……」
「小梢さんの負担軽減の為だとおっしゃってましたよ」
ソファに座った小梢。
「どうぞ」
「あ、すみません!ありがとうございます!」
「気をつかわれなくて、大丈夫ですよ」
「こうゆう生活慣れなくて……って、まだ一日も経ってませんが……」
「ゆっくり、慣れていただけたら……
じゃあ…何かありましたら、呼んで下さい」
「はい。
ふぅー」
また、ため息をついた小梢だった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
その頃の琉聖━━━━━━
「琉聖様、煙草です」
秘書の秋山が、運転席から渡す。
「ん。ありがと」
咥えて火をつけた琉聖。
スマホを操作しだした。
「さぁ…俺の可愛い小梢は、今何してるかな~」
琉聖の自宅内、全てに隠しカメラが設置しているのだ。
「今は……雑誌を見てる。可愛い~
ん?電話?」
すぐ育実に電話をする。
「ねぇ!今小梢が電話してる相手、誰?」
『すぐ、確認して連絡します』
数分後、育実からメールが入った。
【円佳さんからの外出のお誘い連絡でした。
ちゃんと、断ってましたよ】
【わかった】
「円佳…あー会社の同僚か……
……………邪魔だな…」
「何を企んでるんですか?」
秋山がバックミラー越しに言った。
「ん?んー、どうやって消そうかなって!」
「琉聖様、あまりそのようなこと……」
「なんで?
俺と小梢の仲を邪魔してんでしょ?
消えてもらわないと…!」
琉聖の征服は、着実に増していく。
少しずつ、少しずつ首を絞めるように━━━━━━