世界で一番大好きです。
聞くのが怖い...。
あっ...秘密のノートに書いてみるとかっ!
それだったら如月君も家で読んでくれるだろうし、聞きやすいかなっ...?
でもやっぱり、怖いものは怖いっ!
「次の問い、如月〜分かるか〜?」
わっ...ビックリしたぁっ!
そ、そっか、今授業中だった!
えーっと、次の問い...あ、難しいとこだっ...
一応解いてるけど。
「えー...」
あ、如月君、困ってる...?
如月君は眉を下げて難しそうな顔をしていた。
私はもう思い切って自分の数学ノートを如月君に見せた。
すると如月君は眉を上げて私に微笑んだ後、私のノートに書いてある通りに問題を解く。
よ、よかったぁっ...間違ってたらどうしようかとっ...
そう考えていた時、ふと自分の机に貼ってある1枚の正方形の付箋が目に入る。