世界で一番大好きです。
これでもかと思うくらいの里菜の笑顔に、見惚れずにはいられない。
「あーもう黙ってろ...」
俺は口を塞ぐように里菜に口付けした。
里菜はポカーンとしていて、状況が理解できないらしい。
「えっ...今、え?///」
やっと分かったのか、瞬く間に赤くなる里菜。
俺だって赤くなっているだろう。
なるべく顔に出さないように気をつけてるけど。
「ず、ずるい...///」
プイッと顔を背ける里菜に、俺はクスッと笑ってしまう。
お前のほうがずりぃよ。
こっちはいつもドキドキさせられてんだからな。
こんな事、本人にはぜってぇ言わねーけど。
「里菜、大好きだよ。...もう、離す気ねぇから」
「っ...うんっ!///」
恥ずかしそうに、嬉しそうに笑う里菜に、俺はもう一度、甘いキスをした。