世界で一番大好きです。

「キャーッよかったねぇ!」


「うん、うんっ...」



う、嬉しすぎて、バチでも当たっちゃうんじゃないかなっ...。


私はふと蓮君を見た。


うっ...カッコいい...///


目が合うと優しく微笑んでくれる。


この笑顔は、私だけのものだと思っても、いいかな...?





その日は授業もあまり集中できず、頭の中は蓮君ばっかりだった。



「里菜、帰るぞ」


「えっ? い、一緒に?」


「やだ?」


「う、ううんっ! 嬉しいっ!」



蓮君はさりげなく手を握って歩き出す。


わっ...ス、スマート!///


一緒に駅まで行くことにした私達。



「あのね、蓮君。今日私、ずーっと頭の中蓮君ばっかりだったんだよ!」



正直に言うと、蓮君は大きく目を見開いて、驚いていた。



「何それ。めっちゃ嬉しいんだけど」
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