年上同期から恋人へのロード
今、私何をしているんだろう、あれっ、今先輩に告白されているけど、夢なの?
私は今起こっている出来事と先輩の言葉が、映画の1シーンを観ているようで違う世界にいる感覚であった。
「牧瀬?」
「先輩、夢じゃないですよね」
「何言ってんの。俺の本気の告白だよ」
と先輩は優しく微笑んだ。
驚きと嬉しさで、自然に涙が溢れ出した。
「まだ信じられないです。私、先輩のことずっと憧れていました。今も好きです。」
とやっとの思いで先輩に告げた。
「大丈夫です。先輩の勉強の邪魔はしませんし、先輩が会いたいと思ってくれたら連絡してください。先輩が私のことを思ってくれているだけで私は十分です」
先輩のことが好き。遠く離れてもその気持ちは変わらない。
「嬉しい。俺、辛くても頑張れるよ。ありがとう」
そういって、先輩は私の手を強く握りしめた。
それから先輩は、学校から帰っても休みの日も夜遅くまで塾で勉強した甲斐あって、京都の大学に合格した。
先輩は合格が決まって直ぐに京都に引っ越しすることになった。
駅で見送られると寂しくなるからと、桜が咲く公園で部活の思い出話をしたりして時が過ぎた。
別れ際、先輩にそっと抱きしめられて、
「俺、牧瀬のこと、大切に思ってるから」
そう言って、優しく唇を重ね合った。
先輩が毎日頑張ってたのを知っているから希望の大学に受かって嬉しかった。
でも、やっぱり離れるのは寂しい・・・
桜の花びらがとても切なく感じた。
私は今起こっている出来事と先輩の言葉が、映画の1シーンを観ているようで違う世界にいる感覚であった。
「牧瀬?」
「先輩、夢じゃないですよね」
「何言ってんの。俺の本気の告白だよ」
と先輩は優しく微笑んだ。
驚きと嬉しさで、自然に涙が溢れ出した。
「まだ信じられないです。私、先輩のことずっと憧れていました。今も好きです。」
とやっとの思いで先輩に告げた。
「大丈夫です。先輩の勉強の邪魔はしませんし、先輩が会いたいと思ってくれたら連絡してください。先輩が私のことを思ってくれているだけで私は十分です」
先輩のことが好き。遠く離れてもその気持ちは変わらない。
「嬉しい。俺、辛くても頑張れるよ。ありがとう」
そういって、先輩は私の手を強く握りしめた。
それから先輩は、学校から帰っても休みの日も夜遅くまで塾で勉強した甲斐あって、京都の大学に合格した。
先輩は合格が決まって直ぐに京都に引っ越しすることになった。
駅で見送られると寂しくなるからと、桜が咲く公園で部活の思い出話をしたりして時が過ぎた。
別れ際、先輩にそっと抱きしめられて、
「俺、牧瀬のこと、大切に思ってるから」
そう言って、優しく唇を重ね合った。
先輩が毎日頑張ってたのを知っているから希望の大学に受かって嬉しかった。
でも、やっぱり離れるのは寂しい・・・
桜の花びらがとても切なく感じた。