想定外恋愛

優月と俺は正反対だ。

自分のことしか考えてない俺と、どうしようもない俺を気遣う優月。

「病院にキャンセルの電話してくるね....。」

優月が立ち上がったその瞬間

「優月!!」

優月が倒れた。

「大丈夫かっ?!」

顔色が悪い....。

救急車を呼ぶべきか?

車で来ていない俺が優月を病院に連れて行くことは出来ない。

タイミングよく俺の携帯が鳴った。

「もしもし?!」

「航太、珍しく慌ててどうした.....」

「優月が倒れた!」

「優月ちゃんがっ?!」

「悠聖、今すぐ来れないか?」

「俺は、今は無理だっ.....!姉に連絡してみる!」

悠聖の姉は腕の良い医者だ。

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