想定外恋愛
「仕事は?これからどうすんの?」
「事情を話して、時短勤務かパートに変えてもらえないか交渉するつもり。産前ギリギリまで働けたらいいな、って.....」
「貧血が続いてんのに働くのか?」
優月は俯いて布団を握った。
「生活する為には働かないと.....。貯金だってないし、この子が産まれたらすぐには働けないと思うし.....。」
優月の生活を変えてしまった後悔に襲われた。
あの日なぜ気をつけなかったのか自分を死ぬほど責めたい......。
「優月、子供産まれるまで俺と一緒に住むか?」