凍りついた愛
「すみません、この店の人気商品ってどれでしょうか?」
「こちらにございます」
店員が勧めてくれた商品は四個入りの可愛いマカロンセット。
四種類のマカロンが入っていて、しっとりとした生地にクリームが挟んでいる。
恋人に贈る人が多く、先程まで店にいた客も店にいた他の客もその商品を買って行ったところを見た。
マカロンセットを手に取り見ながら、爽馬のことを考えた。
「このマカロンセットをください」
「はい。ありがとうございます!」
マカロンセットを持って部屋に戻ると、爽馬の話し声が聞こえた。
あれからだいぶ時間が経っているのに、誰と何の話をしているのか気になっている。
足音を立てないように気をつけながら、爽馬に近づいた。
「・・・・・・嘘なんか言ってない」
彼は電話の相手にもう一度嘘をついていないことを言った。
「・・・・・・うん、僕も好きだよ。みより」
爽馬が言ったことが信じられず、なずなは足を止めた。
「こちらにございます」
店員が勧めてくれた商品は四個入りの可愛いマカロンセット。
四種類のマカロンが入っていて、しっとりとした生地にクリームが挟んでいる。
恋人に贈る人が多く、先程まで店にいた客も店にいた他の客もその商品を買って行ったところを見た。
マカロンセットを手に取り見ながら、爽馬のことを考えた。
「このマカロンセットをください」
「はい。ありがとうございます!」
マカロンセットを持って部屋に戻ると、爽馬の話し声が聞こえた。
あれからだいぶ時間が経っているのに、誰と何の話をしているのか気になっている。
足音を立てないように気をつけながら、爽馬に近づいた。
「・・・・・・嘘なんか言ってない」
彼は電話の相手にもう一度嘘をついていないことを言った。
「・・・・・・うん、僕も好きだよ。みより」
爽馬が言ったことが信じられず、なずなは足を止めた。