黒王子からの甘すぎる溺愛
とりあえずあの男の子が聖那くんだって言わないとだよね。


「えっと…」


話をしてる途中、葵は真剣にでも嬉しそうに話を聞いてくれた。


「っていうことがあったの。それで今は一緒に同居してるって感じかな」


「へぇ、そんなことがあったんだ?でも向こうも向こうで約束覚えてたんだ」


そう。
それはわたしもビックリ。


まさかあんな昔の話を忘れもせずに覚えてるなんて本当にすごいことだと思う。


叶えるために尽くしてくれて…あんなに素敵でかっこいい人いないとおもうなぁ。
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