黒王子からの甘すぎる溺愛
ベンチに2人、腰をかける。


ん〜今日はすごく楽しかった。


「…さっきはありがとう」


ネックレス、嬉しかった。


「付けてあげよっか。後ろ向いて」


言われた通り、後ろを向くとまるで抱きしめられているかのような体勢になる。


シャラ


首元に冷たい感覚が走り、ネックレスが付けられたことがわかる。


「これ、俺のって印だから」


ドキッ
心臓が跳ねる。
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