黒王子からの甘すぎる溺愛
ずっとずっと手が届かない存在って思ってた。


「言ったじゃん。全部ヒナのためだって。俺が有名になれてなくても、ぜったい再会してたよ」


その言葉が聞けて安心した。


「聖那、大好き」


「俺も。ヒナが誰よりも好き」


夕焼けがかかるなか、2つの影が重なった。










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