黒王子からの甘すぎる溺愛
少し不安になってきたとき。


ガチャッ_


スタジオの扉がゆっくりと開く。


〜っっ聖、那。


見た瞬間、ビビッと身体中に電気が走って動けなくなった。


だ、だってかっこよすぎるんだもん。


いつもは軽くセットされてるはずの髪は、今日はセンター分け。


服もモノトーンで統一されてて、今までとはまた違ってすごくかっこいい。


「ヒナ」


わたしの名前を呼びながら、まっすぐこっちへと近づいてくる。
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