黒王子からの甘すぎる溺愛
「あ、当たり前だよ!1秒も逸らさなかったよ」


自分でいっててちょっぴり恥ずかしい。


「俺もヒナのおかげで頑張れた。さんきゅ」


ぽんっと頭に手が乗る。


〜っ反則負けです。。


もうこれ以上は心臓が…っ!


「ギブアップ」と声を発そうとしたとき。


「せーなー!」


スタジオの扉から誰かがそう叫び、聖那に抱きついた。


ボブあたりの髪の毛をクルクルと巻き、ぱっちり二重にこれでもかというぐらいの顔の小ささ。
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