黒王子からの甘すぎる溺愛
この状況ですごく助かる…!


「へぇ、まぁいいけど。じゃあヒナ帰るよ」


グイッと腕を引かれ、その場を立ち去ろうとした。


しかし、阻まれた。


由里香さんによって。


「待って聖那!この後なんかある?あたしとご飯食べに行こうよ」


由里香さんは聖那の腕を掴み、離す気配はない。


「今日はむり。悪いけど急いでるから」


このとき一瞬思っちゃったんだよね。


今日はむりってことは、別日ならいいの?って。
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