黒王子からの甘すぎる溺愛
なんだか聖那の背中が寂しそうに縮こまってみえた。


その後は川村さんに家まで車で送ってもらった。


誰もいない家の中は静かで、妙に居心地が悪かった。


何かをしようにも何もする気が起きず、ただ聖那の帰りを待つだけ。


チクタク…チクタク…


時計の針が進む音だけが部屋に響く。


気がつけばもう夜で、いつもならこの時間は夜ご飯を食べてる。


ガチャ_


聖那だ…!
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