黒王子からの甘すぎる溺愛
ばあちゃんが?


嘘だと思った。


あれほど今まで何もしてくれなかった祖母がいきなり?


当時の俺はまだ未熟な子供だったからなにも行動できなかった。


ただ従うことしかできなくて。


その日。


俺とヒナはいつものように2人で遊んでた。


季節は夏だったから川遊びをしてて、俺は本当のことをいえずにヒナと掴みごっこをしてた。


「きゃはっ!つめた〜い!」


「ぷはっやめろよ!」
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