黒王子からの甘すぎる溺愛
聖、那。


ゆっくりと後ろを振り向く。


会場内を見渡してわたしを探している。


聖那の視線が2階席へ来たとき…


パチ


目が合った。


そのまま迷うことなく、わたしの元へと進んでくる。


たちまち、きゃ〜!とファンが近寄るけど、そんなのお構いなし。


そして目の前に聖那が立つ。


久々にみた聖那の姿。
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