黒王子からの甘すぎる溺愛
「もう絶対離さないから」


今まで会えなかったぶん、抱きしめて愛を埋める私たち。


その場にいる誰もがわたしたちの仲に介入することはできなかった。





ライブが終わったあと、わたしと聖那はクリスマスツリーを見に来た。


すっごく綺麗。


今まで見てきたクリスマスツリーのなかで1番輝いてみえた。


「寒くない?へーき?」


「うん。聖那がいるから暖かいよ」


聖那といることがこんなにも幸せだったんだ。
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