黒王子からの甘すぎる溺愛
ふと、運転席に誰かが座っていることに気づく。


「あ、この人は俺のマネージャー」


マネージャーなんているんだ!


でもそっか、普通はいるよね。


「初めまして。日向ちゃん?だよね。いつも聖那がごめんね〜。川村です、よろしくね」


物腰がやわらかくて、感じのいい人だった。


「あ、いえいえ!とんでもないです。えっと、牧野日向です。よ、よろしくお願いします」


あちゃ〜また噛んじゃったよ。


緊張すると噛みが多くなるのほんとうに嫌だ!


「聖那。この後仕事入ってるけど、どうする?」
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