黒王子からの甘すぎる溺愛
「ん〜今日はパス。その分あしたに回しといて」


「だと思った。じゃあきょうはもう家?」


「うん。そのまま行って」


「了解」


チラッと聖那の方へ視線を向けると、窓の方へ首を傾けて、すやすやと眠っている。


疲れてるのかな…?


でもここ最近、ずっとテレビで聖那を見てる気がする。


やっぱり疲れちゃうよね。
いっぱい映ってくれるのは嬉しいけど、休むのも大事だよ。


なんだかここで初めて仕事の大変さを少しだけ理解できた気がする。
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