黒王子からの甘すぎる溺愛
「あ、ごめん。わたしも片付けたら寝ちゃってさ。オムライス作ろうと思ってスーパー行ってたの」


ほら、と手に提げてあるスーパーの袋をみせる。


「オムライス作んの?ってか料理できるんだ」


「できるっていっても簡単なものしか作れないけどね」


たまに失敗するときもあるけど、まぁ味が美味しければ良いってことにしてるから。


そのなかでもオムライスはけっこうな得意料理だから失敗することはない思うけど。


「あ、たぶんお風呂沸いたとおもうから先入ってきていいよ!」


「なんか色々助かった。ありがとな、ヒナ」
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