ツンデレ魔王様と同居生活はじめます。






「――…とに、大丈夫なんだろうな?」



「その質問100回目だよ」



「だから本当に大丈夫なんだろうな!?」



「101回目~」



「ってめえいつまでもふざけてると殺すぞ!?」



「あーはいはい、そーゆーこと病院で言わないのー。

大丈夫だよ。うちの国内最高技術を持つ施設で精密検査したんだよ?異常ナシって診断されたでしょ」



「お前の言うことは信用できねえ!!!」



「俺じゃないよ、うちのドクターが言ったの~!」






目を覚ますと、すぐ近くで誰かがモメていた。





白い天井。白いカーテン。独特な香り。





「…ここ病院…?」



「っおい!目覚ましたか!?」





私の呟きに、焦った魔王の顔が白い天井の中に現れた。




< 154 / 336 >

この作品をシェア

pagetop