ツンデレ魔王様と同居生活はじめます。
「――…とに、大丈夫なんだろうな?」
「その質問100回目だよ」
「だから本当に大丈夫なんだろうな!?」
「101回目~」
「ってめえいつまでもふざけてると殺すぞ!?」
「あーはいはい、そーゆーこと病院で言わないのー。
大丈夫だよ。うちの国内最高技術を持つ施設で精密検査したんだよ?異常ナシって診断されたでしょ」
「お前の言うことは信用できねえ!!!」
「俺じゃないよ、うちのドクターが言ったの~!」
目を覚ますと、すぐ近くで誰かがモメていた。
白い天井。白いカーテン。独特な香り。
「…ここ病院…?」
「っおい!目覚ましたか!?」
私の呟きに、焦った魔王の顔が白い天井の中に現れた。