ツンデレ魔王様と同居生活はじめます。
「急に何っ…ていうか何で知ってるの!?」
「だって俺だし?暁に花火のこと言ったの」
「そうだったんだ!」
小耳に挟んだって、情報源は宮前龍太郎だったんだ。
「はじめは興味なさそーだったけど、あのウワサのこと教えてあげたら面白いくらいノリノリでさ」
「…あのウワサ?」
ってまさか。
「りのちん知らない?
勉強合宿で一緒に花火を見たカップルは、ずっと一緒にいられるらしーよ」