【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜
エピソード5
死ぬほど好きな人
「……凜人、さん」
「美乃梨……これからはもっと、大切にする」
「……はい」
予想外の告白をしてしまったわたしだけど、凜人さんにその思いは伝わったようだった。
とても嬉しかった。死ぬほど好きな凜人さんとこうして分かり合えたことが。
「あぁっ……んっ、待って……」
その日の夜は、凜人さんの部屋で甘い一夜を過ごすことにした。
「美乃梨……」
「んんっ、凜人さん……」
名前を呼ばれ、首筋に唇を這わせる凜人さんのその香水の香りに包まれて、わたしは幸せを感じていた。胸を弄られ、甘噛みするように触れられ、理性を狂わされそうになる。
「やっ……。ちょっと、待って……」
「待たない」
「あぁっ……んっ……っ」
一番敏感な所をショーツの上から触れられれば、もう意識はすぐに凜人さんの方に向けられる。何度もわたしの髪を撫でながら、口づけを交わしていく。
「りひ……とさん……」
「美乃梨、声、我慢しなくていい」
「待って……あぁっ、んっ」
そう言われたすぐ後、わたしの腰を掴んだ凜人さんが、奥深くまで貫いてきた。