【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜
え、行きたい所ってどこだろう?
「ええ。美乃梨さんにもぜひ、来てほしいの」
「わ、わたしなんかでいいんですか?」
わたしが行くのに相応しくないところだったら、どうしよう……。
「むしろ美乃梨さんに来てほしいの。ね?」
「……じゃあ、すぐ支度して行きます。どこに行けばいいですか?」
「すぐに迎えに行くから、家で待ってて」
「は、はい。分かりました……」
電話を切ったわたしは、急いで服を着替えメイクをした。
「こんな感じでいいのかな……?」
支度を終えたわたしは、リビングで鈴音さんが到着するのを待った。
鈴音さんが到着したのは、それから10分後だった。門をくぐり抜ける音が聞こえたため、わたしは玄関に出た。
「美乃梨さん、お待たせ!乗って?」
「し、失礼します……」
なんかこういう高級車に乗る時、本当に緊張してしまうんだよね……。
「急に電話してごめんなさいね?」
「い、いえ。 所で今日は、どこへ行くんですか?」
と鈴音さんに聞くと、鈴音さんは「ちょっとしたパーティーよ」と言った。
「ぱ、パーティー!?」