【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜


 凜人さんの両手に自分の指を絡ませ、しっかりと全身で凜人さんの愛を感じる。 

「凜人さん……大好きっ」

「俺もだ……」
 
「はぁっ……んっ」

 吐息が混ざり合うその部屋に響き渡るのは、わたしたちが重ね合う体の妖艶な水音と、一定のスピードで揺れるそのベッドの軋む音だ。

「あっ……もう、イッちゃ……」

 お互いにお酒を呑んでいるせいか、凜人さんの動きに合わせて揺れるその腰は、力強くもスムーズにわたしを一瞬で快楽の渦に巻き込んでいく。 

「美乃梨。我慢、しなくていい」

 そうやって奥深く貫かれるその動きに耐えるのに必死で、自分の理性も徐々に崩壊していく。

「んんっ……っ、はぁっ」 

 そうやって何度も唇を交わし、体勢を変えながら何度もお互いを激しく求めることで、愛を感じる。  凜人さんの愛を体全体で受け止めることで、わたしは幸せの余韻に浸れる。

「凜人さん……好き。死ぬほど好き……」 

 こうしていつしか二人、ベッドの上で深い眠りに落ちていた。 凜人さんの温かいその温もりは、わたしを安心させた。そばにいると安心する人がいるって、いいな……。
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