【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜
「そろそろ戻って、弁当食べようか」
「はい」
そしてレジャーシートを敷いた所に戻り、わたしの作ったお弁当を広げた。
「美味そう。いただきます」
「いただきます」
二人でお箸を持ち、お弁当を食べる。
「うん、うまい」
「本当ですか?良かった」
「唐揚げが最高に美味いな?俺好みの味付けだ」
凜人さんはすごく喜んでくれているようで、美味い美味いと言いながらバクバクとお弁当を食べていた。
「卵焼きも美味い。甘いのも美味いな?」
「本当ですか? わたしは昔から、甘い卵焼きが大好きなんです」
良かった。甘い卵焼きを美味しいと言ってくれて。作った甲斐がある。
「サンドイッチも美味い。味付けちょうどいい」
「良かったです」
こんなにも美味しいと言ってもらえることが嬉しいのは、凜人さんだからだな……。
「デザートに、フルーツもありますよ」
「お、フルーツもいいな」
「凜人さんの好きなイチゴとグレープフルーツ入れました」
「マジ?嬉しいわ」
本当に楽しくて、幸せなランチタイムになった。わたし、本当に幸せ者だな……。