【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜

　その言葉にわたしは、あまりにも嬉しくて凜人さんの体にギュッと抱き着いた。その体にを受け止めてくれる凜人さんの温もりは、本当に温かくて……。この温もりは、わたしにとって一生必要なものだ。

「わたしも、凜人さんに、永遠の愛を誓います。　この愛だけは、決して揺るがないです……」

　凜人さんと幸せになりたい。凜人さんとだから、幸せになりたい。……こんなにも大好きで、こんなにも愛おしい人がいることは、とても素晴らしいことだ。

「美乃梨……」

「凜人さん……」

　凜人さんからのプロポーズを受けたことは、わたしにとってかけがえのない宝物になるだろう。

「んっ……あっ」

　口付けを交わしながら、お互いの体温を感じながら、凜人さんからの愛を受け止める。

「やっ、待って……んんっ」

　凜人さんからの愛を受け止めるので精一杯なのに、それ以上に幸せで仕方ない。

「美乃梨、愛してる」

「わたしも……愛してる」　

　お互いの手をギュッと握りながら激しく求め合うこのベッドの中で、わたしたちは何度も「愛してる」と呟いた。だけどこの愛だけは決して揺るがない。永遠の愛を見つけたから。



【完結】