【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜
心からの感謝
「早川さん、おはようございます」
「おはようございます、美乃梨様」
凜人さんの住む家に同居させてもらってから、あっと言う間に2週間が経った。
相変わらず広い豪邸の中を散策してみても、どこに何があるのかすら未だによく分からない。
「おはよう、美乃梨」
「凜人さん、おはようございます」
凜人さんと挨拶を交わした後は、一緒に朝ご飯を食べるのが日課になった。
◇ ◇ ◇
「凜人さん……」
「じゃあ約束通り、今から美乃梨の体をもらう。……いいな?」
「……はい」
凜人さんにはあの数日後、約束通りわたしの体を捧げた。その時凜人さんの部屋に初めて入ったけれど、シンプルな部屋に置かれた大きなキングサイズのベッドの上でわたしは、凜人さんのその体に初めて抱かれたのだった。
凜人さんの体に抱かれた時、寂しさなんてちっとも感じなかった。 むしろ初めて体を重ねるというのに、あんなにも激しくそして情熱的に体を求められ、必死だった。
「んっ……っ、あっ……」
理性を狂わされ、そして頭の中までいっぱいにされた。