【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜


 恥ずかしい……。こうしてマジマジと裸を見られるなんて、恥ずかしい……。しかも相手は恋人でもない。命の恩人である人だ。

「んっ……っ」
 
 色んな所に触れられて、頭の中は凜人さんでいっぱいになりそうだった。他のことを考えてる余裕なんて、まるでないくらいに。

「美乃梨、背中にしがみついてろ」

「はい……。んんっ」

 その発せられた言葉と同時に、凜人さんに深く攻め立てられた。ギシギシと一定のリズムを刻むこのベッドの上で、わたしは凜人さんと深く深く奥まで繋がった。

「そんな表情……。やはり俺を煽っているのか?」

「ちがっ……そんなつもり、ない、です……」

 そう言われても、そんなことはないのに……。だけどベッドの上でのその行為は、妙にわたしを安心させた。 寂しさや孤独を感じなくなるから。

「美乃梨、しっかりとしがみついていろ」

「あっ……っ、はいっ……」

 それを合図に、凜人さんの理性はさらに加速した。さっきよりも激しく、そして情熱的に熱く体を求められ、わたしの意識はだんだんと遠のいていったのだった。
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