【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜


 そう思って立ち上がり、一旦部屋のドアを開けた。

「……え、美乃梨!?」

 するとそこには、なぜか俺のベッドに寝ている美乃梨がいた。

「ん……。あ、凜人さん……?」

 目を覚ました美乃梨は、俺を見て「おはようございます……」と言った。

「…………。えっ、凜人さん!?」

 ベッドから起き上がった美乃梨は、俺を見て慌てた様子で俺を見ていた。

「おい、なんでお前がここで寝てるんだ?」

 ここは俺の部屋だぞ?なぜ美乃梨、お前がいるんだ?

「えっ!? あ、えっと……!」

「美乃梨?」

 心なしか、美乃梨は照れているようにも見えた。

「……ごめんなさい」

「いや、俺は謝ってほしい訳じゃなくて……」

 ただなんでここに寝ていたのか、その理由を知りたいだけなんたがな……。

「……その、鈴音さんが」

「鈴音?」

 鈴音がどうした?
 
「その、鈴音さんが、酔い潰れてわたしの部屋で寝てしまっていて……」

「何……?」
 
 鈴音が酔い潰れて美乃梨の部屋で寝ている?なんだ、それは……。アイツ、飲みすぎたのか?
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