さようなら、そして次は幸福でありますように
そして、君の部屋と言われていた小さな部屋へ歩み寄ると、そこには灯ひとつなく、小さなテーブルにろうそくが一本立っていた。

…まぁ、それは当たり前だろう。
こんな場所に、灯りが付けれる訳がない。



私は、彼の部屋に入り、ためしにゆっくりと扉を閉めてみた。
< 2 / 8 >

この作品をシェア

pagetop