暗闇の嵐の中で君の雨が降り止まない
 うちは、あることを彼に話すかどうか迷っていた。彼は、本当にいい加減な奴だけど、根はすごく優しいのはわかっている。それに同じサンリオと嵐が好きな同級生として、どう思うかも聞きたい。でも、話せなかった。うちには、異性という壁があったから。最近、その悩みのせいか、親の仕事がうまくいってないのもあるけど、親から色々と暴言を吐かれたりして、自分のことを深く考えすぎて、ついつい自分のことを傷つけてしまう。もちろん、みんなにはバレない程度…のつもりだった。
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