運命の恋人 ~上司は美しい悪魔の生まれ変わりだった~

私はいろいろな事が起こりすぎて、頭が真っ白になっていた。

どれだけ歩いても、圭吾の姿は見つけることが出来ない。

何故か涙が流れて止まらない。


(どうしてこんなことになってしまったのだろう…圭吾も誤解している。)


その時、後ろから車のヘットライトに照らされた!
速い車が近づいてくる。
足が固まり、動けずにいた。


(私…車に轢かれる!)

ギギギギィーーーーーー!!


車の急ブレーキの音!!

私は衝撃と体が空中に投げ出された感覚がした。



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