【完】夢見るマリアージュ
「今はピンキーリングだけど…いつか…君には違う指輪を贈りたい」
「それって……!」
「俺の気持ちはずっと変わらないよ。
今すぐにでも君と一緒になりたいけれど、香ちゃんの気持ちの問題もあるからね。
俺の勝手だけで話は進められないから
俺は香ちゃんの夢ならば全部叶えてあげたい。」
涙が止まるかなと思ったけれど、更に泣かせてしまう事になってしまった。
「もぉ~…北斗さん、本当に私が夢見た事ばかり言ってくれる…。
言葉だけじゃなくって行動に移してくれてすごく嬉しい…。
私の夢ってすっごく重たいんですよ?絶対北斗さんが聞いたら重荷になっちゃうもん…」
「香ちゃんの夢なら全部背負いたい」
「私の夢は小さい頃から変わらないんですよっ…。 ウェディングドレスを着て大好きな人のお嫁さんになる事なんです」
「今すぐにでも叶えてあげたい夢だ」