総長様の溺愛は、甘すぎます。
「そっか。」

あ!私だけはしゃいじゃった…。もしかして、聖良くんやだったかな?

「聖良くん、絶叫じゃなくてもいいよ?」

「俺、ジェットコースターが1番好きだよ。」

「そうなんだ!」

ニコッと笑顔を向けてくれた聖良くんに私も口角をあげて返した。

「あ、佑香。髪崩れる前に写真撮ろっか。」

「写真?あ、任せて!私完璧に聖良くんのこと撮ってみせるよ!」

「そうじゃなくてさ笑2人で、撮りたい。」

「えっ?1人じゃなくていいの?」

「1人の写真なんかいらないよ。寂しい人みたいだろ。」

そうかな…。私だったらそんな写真、見せて貰ったらほっこりするけど…

「寄って。」

「え?これくらい?」

「もっと。」
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