総長様の溺愛は、甘すぎます。
「すごい、見やすい…」
「LUPUSの幹部専用の場所だからね。」
それなら、なおさら私が居て良いのかな。
「花衣はもうLUPUSの一員だろ。まぁ、それが花衣にとっていいのかは分からねぇけど。」
「嬉しいですっ!ありがとう、ございます…。」
笑ってくれた白銀さんに笑顔を返して、私は再びグラウンドの方へ視線を向けた。
あ、!始まった!
1年生から女子→男子っていう順になっている。
順調にいってたんだけど、2年生の2人目の女の子が……転んでしまった…。
後ろの人が抜いていく。
それに対して女の子は、足がもつれて転んでしまったせいで、痛いはずなのに、頑張って、頑張って1歩を進めている。
「LUPUSの幹部専用の場所だからね。」
それなら、なおさら私が居て良いのかな。
「花衣はもうLUPUSの一員だろ。まぁ、それが花衣にとっていいのかは分からねぇけど。」
「嬉しいですっ!ありがとう、ございます…。」
笑ってくれた白銀さんに笑顔を返して、私は再びグラウンドの方へ視線を向けた。
あ、!始まった!
1年生から女子→男子っていう順になっている。
順調にいってたんだけど、2年生の2人目の女の子が……転んでしまった…。
後ろの人が抜いていく。
それに対して女の子は、足がもつれて転んでしまったせいで、痛いはずなのに、頑張って、頑張って1歩を進めている。