総長様の溺愛は、甘すぎます。
「え…?」

「本当にあんたはっ!!」

ふと、私の視界に1人の女の子がトイレ掃除用のホースを掴んだのが見えた。

あぁ、もう私はダメなんだ…

そう悟った瞬間、私は、あっという間に全身、びしょびしょになった……

7月だけど、寒いっ、…

「アハハっwwwいい気味www」

でも、これだけで済んで良かったかもしれない。そう、思ってしまった私の考えは、すぐに覆された。

その後すぐに、私は、階段の前まで連れてかれて…

まさかっっ!!!

もう、声も出なかった。この子達がそこまですると、思わなかった…。

それに、階段の下まで落ちる体感時間は、あまりにも短かった…。

ゴンっ!!踊り場の床に思いっきり身体を打ちつけた時、私の意識は途絶えた…。
< 64 / 302 >

この作品をシェア

pagetop