ずるい先生

その時の感情は
怖くって
ビクビクで
なんであんな機嫌悪いのだろう?
私の事気に入らないのかな?
嫌いなのかな?
お茶飲んだくらいで?
嫌い!嫌だ!怖い!

そんな感情だった。
それに恥ずかしい。
髪の毛、汗で濡れてるの
凄く見てたよね。
シャワーしてきたの?って言われたぐらい
髪の毛濡れてたよね、、、、

その日から、あの小さな白い窓に
先生が通るたび、私は緊張し、ビクビクし
怒られないように意識していたのだ。

いや、怒られる前から怖い事は
なんとなく感じていたのかもしれない。

その日を境に、小さな白い窓からは
他の生徒が怒られたりと
目で見るだけじゃなく、耳からも先生の
情報が沢山入ってきた。


もう憂鬱なぐらい
嫌だった。
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