私、お金持ちになっちゃいました!?



ーーーーー翌日ーーーーー


「ふぁぁ…」


寝ぼけ眼であたりを見渡す。


そっか私あのまま寝ちゃったんだっけ…


「待って、今何時!?」


私は慌てて時計を見ると
針はまだ朝の6時を指していた。



「はぁ、よかったぁ」


コンコンッ

安堵のため息とともに
部屋にノック音が響いたーーーーー。


「どうぞ」


「失礼します」


「げっ…な、何か御用ですか?」


私のあからさまな態度に動じず


「千秋様、朝食の準備が整っております。お支度を済ませたら食堂へお越しください。」


「はぁ…」


昨日の口の悪さはどこへ行ったのやら。。。
< 12 / 238 >

この作品をシェア

pagetop