私、お金持ちになっちゃいました!?
小さい頃から一緒に遊んでた
公園のベンチに腰を降ろす。
刹那も同じように腰を降ろすと
「で?昨日何があったんだ?」
すぐ様ド直球に聞いてきたーーーーー。
「実は…」
私が昨日の出来事を包み隠さず話すと
刹那は口をあんぐり開けたまま
放心状態になっていたのだ…
そりゃそうなるよね…
でも…
「まだこの話には続きがあって…」
「続き?」
ふと我に返った刹那が
不思議そうに聞き返してくる
「あのね…そのとんでもない男っていうのが実は今日、臨時で担任になった松韻先生なの…」
「はぁぁぁぁぁ!?」
驚きを通り越した絶叫が
公園中に響き渡る
無理もないが、流石にうるさくて
思わず耳を塞いでしまったーーー。