私、お金持ちになっちゃいました!?
「千秋!今すぐそんな奴との生活を辞めろ!!」
「え?」
唐突に真剣な顔して
私の手を掴む刹那
いや、出来ることなら私もそうしたいけど…
「あはは、確かに昨日は驚いたけど…お父さんのせいでもあるし、しばらく頑張ってみよ…」
「いいから!!」
私の言葉を遮ると
刹那は思い切り私の腕を
引っ張って自分の胸へと
引き寄せるーーーーー。
刹那?
なんか私の話を聞いてから
様子がおかしい気がする…
「せ、刹那?私は大丈夫だよ?」
「俺が嫌なんだよ!」
え??
俺が嫌?
どういうこと…?