私、お金持ちになっちゃいました!?



私が冷や汗垂らしながら
目を泳がせて必死に言い訳を
考えてると



「言わないなら…吐かせてやる」



そう言って私の体を
ひょいと持ち上げ
乱暴にベッドへ投げた



「いたっ!…ちょ、綺羅…ーーーーーーーっ!?」



腰を打ち付けた痛みに
顔を歪ませながら上を
見上げるとそこには



目だけ笑ってない綺羅が
ニコニコしながら私に
覆い被さっていた



怒ってる…!



「ねえねえ、彼氏に隠し事って良くないと思うんだけど…違う?」



「いや…えっと…」



「じゃあ千秋が話すまで、千秋が恥ずかしいと思うこといっぱいするから」




ニコニコニコニコと
邪悪な笑みを崩すことなく
私に近づき首筋に自分の
顔を埋めるとそこにキスをする



「ひゃっ…///」


「ほら、早く言わねえと…もっと凄いことすんぞ?」



そう言って今度は悪戯っぽく
挑発的な顔で私を煽る



いや、これ怒ってるんじゃなくて
私で遊んでるんだ!!
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