私、お金持ちになっちゃいました!?




「いやぁ、まあ…迎えにいくの遅れた理由に直結してるんだけど…とりあえず黒服を1人でなんとかするには無理あるだろ?



だから、まず親父脅して味方につけて警備隊用意させて丸1年訓練させたのと、それだけじゃ心細いからうちの可愛い教え子たちや同級生にもいろいろ協力してもらったりね?



そんで俺たちだけ、天井から正面突破。」




そこまで言って
悪戯っぽくチロッと
舌を出す綺羅



そんな可愛い仕草
してても本当に
やることえげつない…



「はぁ、やっぱ綺羅すごいや」



私がちょっと引き気味に
答えると綺羅はそれを
意に介さず赤裸々と
武勇伝もどきを語る




「まあ、俺…天才だから」



無邪気に悪戯っぽく笑うと
突然、私を引き寄せ抱きしめる



「わぁ!ちょっ!いきなり何!?」



「えー?別にもう俺のモンだし?好きにしてよくない?」




そう言って私の首筋に
ちゅっとキスを落とす



「ひゃっ…///」



忘れてた!!
こいつ出会ったときから
変態野郎だったじゃん!!
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