私、お金持ちになっちゃいました!?
3話
3話 *気づいちゃいました*
「千秋?」
下駄箱でヘタレこんでると
いつの間にそこにいたのか
刹那が私に駆け寄ってきた。
「せ、刹那!?」
「な、何だよ…そんな驚くことないだろ」
「ご、ごめん」
刹那は眉間にしわ寄せながら
さらに詰め寄り私の手を取って
立ち上がらせたーーーーーーー。
「てか、お前先生探してたんじゃねーの?こんなとこで何やってんだよ」
「な、何でもなっ…///」
「え、何で赤くなって…」
「な、なってないから!とりあえず勉強会OKだって!今週の土曜でいいよね?」
「え、いや…おう…。」
「後で莉桜にも連絡しなきゃ!ほら、早く帰ろ!」
やっぱり不自然すぎたかな?
先生の話が出たから動揺した…
刹那…変に思ったかもしれない。