私、お金持ちになっちゃいました!?




「ちーちゃん?」



「あはは…ごめっ…なんか面白くて」



急に笑い出した私を見て
ポカーンとする3人



確かに凄く怖かったし
めちゃくちゃ腹立つけど



でも、そのおかげで
自分の大切な気持ちに
気づけたから



「あ…えっと、これって」



「大丈夫だよ、城島くん。これからもよろしくね」



私がニコッと笑うと
城島くんとるりちゃんが
パァーっと笑顔になった。



茅野くんもホッとしたような顔して
私と2人を見ていたーーーーーー。



ーーーーーーーーーーー



なんだかんだ、一件落着?
したのかわからないけど



とてもいい気分だ。




1人でトコトコ帰宅路を歩く
すると目の前から同じように
歩いてくる人が1人ーーーー



ーーーーーーーーー私の大好きな人。




「千秋お嬢様。お迎えに上がりました。」



「はい。」




私…東雲 千秋 16歳



同じ屋根の下で暮らし
私の担任になった



性格わるいけど
ちょーっとだけ優しい



松韻 綺羅に



*恋しちゃいました*
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