私、お金持ちになっちゃいました!?



ジリジリと詰め寄る綺羅に
ジリジリと後ずさる私



そして今に至るわけなのです。



「なんであいつと?」



物凄く不機嫌オーラ丸出しで
私を睨みつける



「なんで…って…誘われたから…」



「信じらんねぇ、俺のこと好きとか言ってきたくせに、他の男と遊ぶ約束するとか。しかも2人で」



2人で…
あれ?待って…


勘違いしてる!?



「ちょ、あ…あの!綺羅!」



「うるさい。黙れ」



そう言って強引にキスをする
ちょっと待って!話を聞いて!
なんていう私の願いも虚しく



何度も角度を変えては
口付けをして…


「んっ…///」


く、苦しい!!



苦しさのあまり思い切り
胸板を叩くとやっと唇が
離れたーーーーーかと思いきや




首筋にふにっとした感触を感じ
直後痛みが走る



「ひゃっ…///いたっ…!!」
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