意地悪な副社長との素直な恋の始め方


「これ……一番似合いますね」


スタッフの言葉に、シゲオも大きく頷いた。


「もしも一着選ぶなら、断然コレね」

「そうだな。俺もコレが一番偲月に似合うと思う。しかも、俺好みだ」

「え、ちょっ、」


ふざけるな、と言おうとして、ぐいっと腰を引き寄せられて仰け反った。


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