王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
「私、余計なこと言ったのかなぁ…」
先程の二階堂と小夜のデートの話をした、椿姫。
「そんなことないよ。
二階堂が、行くっつてんだろ?
だったら、椿姫が責任みたいの感じる必要ないじゃん!」
「そうかなぁ」
「そうだよ。二階堂は椿姫の事が好きだからな~
椿姫以外の女だから、緊張してんじゃないの?」
「え?好き?
私も好きよ?二階堂のこと」
「は?俺は!?」
「好きに決まってるでしょ?どうして、琥珀が出てくるの?」
「だって、好きっつたじゃん!二階堂が!」
「そりゃそうよ!二階堂は家族みたいなものなんだから。井高さんや川下さんもそうでしょ?
でも琥珀は家族だけど、特別だから。
琥珀は違うの?」
琥珀の顔を覗き込む、椿姫。
「俺は、椿姫だけが好きだよ。
それに………」
二階堂の“好き”は椿姫が思ってるのとは、違うんだよ。最近は井高もその傾向があるし……と言いかけてやめる、琥珀。
「ん?何?」
「ううん。とにかく!緊張してんだよ!きっと。
………てか、やめようよ!二階堂の話なんか!
今日、半日も我慢して留守番してたんだから、御褒美ちょうだい!」
「え?御褒美?何してほしいの?」
「うーん。とりあえずチューして?」
「うん…」
琥珀の頬に手を添えて、椿姫はゆっくり顔を近づけた。
二人の口唇が重なり、離れた。
「したよ」
「えーー!これだけ?」
「じゃあ、どうすればいいの?」
「………こうすれば、いいんだよ…!」
すると今度は琥珀が顔を近づけ、椿姫の口唇を奪うように重ねたのだ。
先程の二階堂と小夜のデートの話をした、椿姫。
「そんなことないよ。
二階堂が、行くっつてんだろ?
だったら、椿姫が責任みたいの感じる必要ないじゃん!」
「そうかなぁ」
「そうだよ。二階堂は椿姫の事が好きだからな~
椿姫以外の女だから、緊張してんじゃないの?」
「え?好き?
私も好きよ?二階堂のこと」
「は?俺は!?」
「好きに決まってるでしょ?どうして、琥珀が出てくるの?」
「だって、好きっつたじゃん!二階堂が!」
「そりゃそうよ!二階堂は家族みたいなものなんだから。井高さんや川下さんもそうでしょ?
でも琥珀は家族だけど、特別だから。
琥珀は違うの?」
琥珀の顔を覗き込む、椿姫。
「俺は、椿姫だけが好きだよ。
それに………」
二階堂の“好き”は椿姫が思ってるのとは、違うんだよ。最近は井高もその傾向があるし……と言いかけてやめる、琥珀。
「ん?何?」
「ううん。とにかく!緊張してんだよ!きっと。
………てか、やめようよ!二階堂の話なんか!
今日、半日も我慢して留守番してたんだから、御褒美ちょうだい!」
「え?御褒美?何してほしいの?」
「うーん。とりあえずチューして?」
「うん…」
琥珀の頬に手を添えて、椿姫はゆっくり顔を近づけた。
二人の口唇が重なり、離れた。
「したよ」
「えーー!これだけ?」
「じゃあ、どうすればいいの?」
「………こうすれば、いいんだよ…!」
すると今度は琥珀が顔を近づけ、椿姫の口唇を奪うように重ねたのだ。