王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
「こら、椿姫!
どこ行くの?俺から離れないで?」
しばらく読者をしていた椿姫。
相変わらず琥珀は、椿姫を見つめ髪の毛で遊んだり、頬にキスをしたりしていた。
んーーと伸びをした椿姫は、立ち上がった。
すかさず、椿姫の手を握り引き寄せた琥珀。
腕の中に閉じ込めた。
「え?どこでもいいでしょ////?
離して!!」
椿姫は、心なしか顔が赤い。
「嫌だよ!俺から離れるなんてあり得ない!」
「お手洗い!」
「は?」
「お手洗いに行きたいの!離して!」
「あ…そうなの……!?」
「もう!そんな恥ずかしいこと、言わせないで!!」
もがいて、琥珀の腕から逃れ部屋を出ていったのだった。
椿姫と入れ違いに、二階堂が入ってくる。
「失礼いたします。
あれ?椿姫様はどちらですか?」
「トイレ」
「さようですか?
では、これを椿姫様にお渡し下さい」
「は?何これ?」
「来週の女子会で行くレストランの資料です。
どんな所か知りたいとおっしゃったので、お調べいたしました」
「………」
不機嫌になり、二階堂を鋭い目で見た琥珀。
「何ですか?」
「そんな気のきくようなことすんなよ……!?」
「は?」
「椿姫が益々……お前ばっか頼るじゃん!」
「フフ……ご心配なさらなくても、椿姫様は琥珀様が一番ですよ」
微笑む二階堂。
「なんかお前…嫌い!」
「大丈夫です。僕も琥珀様が苦手です」
「フッ…!」
「フフ……」
笑いあう二人。
どこ行くの?俺から離れないで?」
しばらく読者をしていた椿姫。
相変わらず琥珀は、椿姫を見つめ髪の毛で遊んだり、頬にキスをしたりしていた。
んーーと伸びをした椿姫は、立ち上がった。
すかさず、椿姫の手を握り引き寄せた琥珀。
腕の中に閉じ込めた。
「え?どこでもいいでしょ////?
離して!!」
椿姫は、心なしか顔が赤い。
「嫌だよ!俺から離れるなんてあり得ない!」
「お手洗い!」
「は?」
「お手洗いに行きたいの!離して!」
「あ…そうなの……!?」
「もう!そんな恥ずかしいこと、言わせないで!!」
もがいて、琥珀の腕から逃れ部屋を出ていったのだった。
椿姫と入れ違いに、二階堂が入ってくる。
「失礼いたします。
あれ?椿姫様はどちらですか?」
「トイレ」
「さようですか?
では、これを椿姫様にお渡し下さい」
「は?何これ?」
「来週の女子会で行くレストランの資料です。
どんな所か知りたいとおっしゃったので、お調べいたしました」
「………」
不機嫌になり、二階堂を鋭い目で見た琥珀。
「何ですか?」
「そんな気のきくようなことすんなよ……!?」
「は?」
「椿姫が益々……お前ばっか頼るじゃん!」
「フフ……ご心配なさらなくても、椿姫様は琥珀様が一番ですよ」
微笑む二階堂。
「なんかお前…嫌い!」
「大丈夫です。僕も琥珀様が苦手です」
「フッ…!」
「フフ……」
笑いあう二人。